こんにちは、ちゃんわです。
今回は「新潟競馬場芝1000m直線」というJRAのレースの中で唯一の直線競馬を攻略するためのnoteです。
みなさん、新潟千直は好きですか?そして攻略方法を知っていますか?
新潟千直は「外枠有利!」とか「斤量体重比が小さい方が有利!」などといろいろな情報が飛び交っています。
本当にその説は正しいのか?間違っているのか?
というのを後ほど明らかにしていきますが、中央競馬がパルミチュアル方式の配当形態を採用している以上、大衆と同じ理論で同じ馬券を購入してしまうと、負けてしまいます。
再現性のあるデータを正しく理解し、正しく解釈する。
これによってまだ巷に出ていない珍しい視点でデータを分析し、期待値が高くなる条件を紹介していきます。
このnoteを読んだ方は「こんな視点は今までになかった!」「いいことを聞いた!」「いままで言われてきたこの説はそのまま鵜呑みにしてはいけなかった!」などと感じていただけるのではないかと思っています。
この記事は有料となりますが、一部無料で掲載します。
その一部を読んで価値を感じていただけた方に読んでいただければ幸いです。
決して安い金額ではないため、データの切り取り方や視点含め今後の予想や分析に活かしたいと考える方に購入をお願いします。
この記事は100%的中を保証する記事ではありません。ご了承下さい。
このnoteでは以下のことがわかります。
- 再現性のあるデータとは?
- 新潟千直の外枠理論は本当にまだ使えるの?
- 斤量体重比の罠
- 斤量体重比の視点→〇〇〇の視点でOK
- 開催ごとに異なる好走馬の特徴
- 若駒と高齢馬の大衆心理と期待値
- 千直で期待値の高い前走条件
それでは早速本編に入りましょう。
(この記事では第2章の途中まで無料で読めます)
再現性のあるデータとは?
この記事で紹介するデータは単勝45倍以下の馬に限定します。
このデータを御覧ください。
これは、2015年~現在までの出走馬の全データの単勝オッズの分布です。
単勝オッズの平均値(mean)が約64倍であることに対して、中央値(50%)は24.5倍です。
全データのオッズの約半分は24.5倍以下であるにも関わらず、単勝の平均が64.5倍なのです。
少数の高いオッズの馬に平均が引っ張られてしまっているのです。
このため、このようなデータを使用しても期待値の正確な計算ができません。
たとえば、馬券購入者で50回中1回的中して49回外れる人Aと10回に1回的中する人Bがいたとします。
Aさんは50回の内的中した1回の馬券が10000円の払い戻し馬券でした。毎回100円ずつ購入しているとすると回収率は200%です。しかし的中率は2%。丸一日ボウズでも200%を語ることができるため再現性に疑問が残ります。
一方Bさんは、10回中1回的中する馬券が2000円の払い戻しでした。Aさん同様に毎回100円ずつ購入しているとすると回収率は200%です。こちらは的中率は10%です。
AさんBさんのどちらが優秀かという議論はここでの趣旨とは異なるため避けますが、多くの人から見て的中率が高いほうが再現性があると感じるでしょう。
次に、以下の2015年~現在までの単勝オッズ帯と単勝回収率の相関グラフを見てください。
JRAの単勝馬券の還元率は80%ですが、10円未満の端数の切り捨ての原理があります。
ですから、きれいに80%になることはありません。
それでも、誤差を考慮して±5%に収まっていることが理想です。
グラフを見るとわかるように、単勝45倍以下のデータではその誤差範囲に収まっていますが、単勝50倍以上だと誤差範囲から外れるデータが増え、ブレが大きくなっています。つまり、再現性に乏しくなっていると理解してください。
また、単勝オッズが大きくなると回収率も下がることがわかります。これは、単勝オッズの割に勝率が低いため、大穴馬をベタ買いしても儲からない(=回収率が低くなる)とわかるデータとなっています。
このあたりの考え方については、とうけいば氏著書「降格ローテ 激走の9割は”順当”である」を一部参考にさせていただいています。
詳細は本に記載されていますので、読んでみてください。
こちらは、全データに対して単勝オッズが45倍以下の馬で全体の約70%を占めるということを示すグラフです。これを見れば、そもそも単勝45倍以上の馬が30%しかいないことが分かります。
また、人気薄の好走率を考慮すると、再現性はかなり低くなることが考えられます。
データを見るのであれば、そのような再現性の低いデータよりも、より再現性の高いデータを示すべきだ。ということです。
さらに、今回のnoteでは新潟千直のデータに限定します。そのため、JRA全レースデータを比較するとサンプル数が少なくなります。
ですから、上記で示したデータよりも1頭の大穴馬のオッズに平均含めその他の数値が引っ張られてしまいます。
以上の理由から、このnoteでは一定の再現性を確保しつつ、たまたま出現した大穴馬によるデータのブレを防ぐため、対象とするデータを単勝オッズ45倍以下のものに限定します。
それではさっそく本題に入りましょう。
新潟千直の8枠理論、まだ使える?
年ごとの8枠の期待値、下がってない?
まず、新潟千直は「外枠有利」が定説ですが、この理論がどの程度浸透しているかを見るために、2015年から2022年までの8枠の単勝回収率の推移を見てみましょう。
いかがでしょうか。
実は、新潟千直は2001~2004年は今のように外枠有利だったものの、2005~2015年までは外枠有利ではなかったそうです。
2016年から今の外枠有利の傾向が続いているようなのです。
しかし、上のグラフを見てください。実は2016以降2019年くらいまで続いていた外枠ベタ買いでOKの傾向は、大衆が攻略していくにつれ、どんどんと回収率が下がっており、2020年も2022年も8枠の回収率は100%を切っているのです。トレンド線も下降を示しています。
先程も少し触れましたが、パルミチュアル方式では大衆と同じ行動をすると負けます。
「新潟千直の8枠」なんて誰もが知っている要素ですよね。
ですが、調べてもらうとわかるように勝率はやっぱり高いのです。
では、その8枠の馬を買って勝つにはどうしたら良いと思いますか?
考えながら次の章に進んでみてください。
まずは枠順で確認してみる
次に新潟の8枠について検証してみます。
ここからは有料記事となります。noteの購入もしくは、codocから購入してお読みください。
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